新社会人必見!声で変わるコミュニケーション

「人は見た目が9割」

初めて行く取引先や営業先は印象が大事だから小綺麗にしていけ、と言われた事は無いでしょうか。

この「見た目が9割」というのはあながち間違いではなく、アメリカUCLA大学の心理学者アルバート・メラビアン博士のコミュニケーションに関する実験であり、あくまで統計学に基づくものではありますが、
取引相手の見た目が汚ければ直感的に「この人と仕事の話をするのか…」などと思うかもしれません。

では次に「見た目が9割」の内訳を見ていきましょう。

視覚情報(見た目<服装、表情、視線など>):55%
聴覚情報(声と話し方<声質・速さ・声の大きさ・口調など>):38%
言語情報(言葉の意味・話の内容など):7%

これを見て、以外に聴覚情報が4割を占めていることに気づくのでは無いでしょうか?
つまり、例え見た目に自信が無くても最低限小綺麗にしておけば、

声だけで相手に好印象を与えられる可能性が4割もある、ということなのです。

声はシチュエーションによって臨機応変に変えられる武器です。
このコラムでは、声の使い分けで変わるビジネスコミュニケーションを執筆していきます。


声の「高さ」と「速さ」で変わる
声の印象

普段何気なく話したり歌ったりしている声ですが、その声色は人によって千差万別で、誰一人として同じ声はいません。
そんなあなたのオリジナリティ溢れる声をビジネスシーンでコントロールして優位に仕事を進めるために、自分の声がどこに位置するかを考えてみましょう。

高い声速い元気で明るい印象
高い声ゆっくり優しく柔和な印象
低い声速い仕事ができる印象
低い声ゆっくり安心感や説得力がある印象
声×速さで変わる印象

いかがでしょうか?この表を見ると、どういう声がどんな風に相手に影響を与えるのかが大体伝わったかと思います。
初対面の相手には警戒心を与えない様、高めの声でゆっくり話したり、会議や営業での重要な場面では低く早く話したりなど、使い方は様々です。

逆に、重要な場面で高い声で早口でまくし立ててもいい効果は得られませんし、フランクな場で低い声で圧をかけるように話していても好感は持たれないでしょうから、場面によって使い分けることが重要だと言えます。

勘違いしてはいけないのは、

「無理に声色を変えてはいけない」

ということです。
例えあなたの声が高いからと言って無理に低い声を出す必要はありません
重要なのは、声色を使い分けることによって、「自分が今何を伝えたいのかを相手に感じてもらう」事です。

では、次に声を上手く使い分けるための技術をいくつかご紹介します。


声の「トーン」を使い分ける

声を構成する要素は大きく分けて6つあると言われています。
それは、声域、声質、抑揚、話すペース、ピッチ、声量です。
では、一つずつ解説していきましょう。

声域

声の高さの幅を表すもので、この声域が広ければ広いほど自由に声の高さが変えられるわけです。
基本私たちが話す時は無意識に喉から声を出していますが、相手に説得力を与えたい場合は、喉より下辺りを意識して声を出してみましょう。
逆に、高い柔らかな印象を持たせたい場合は、少しだけ喉仏を上げるイメージで話してみると効果的です。

※やり過ぎると喉を壊す原因になるので気を付けましょう。

声質

声の質感は、人によって様々です。ザラザラしていたり、柔らかかったり、頭に残る声だったり…。
もし、相手に不快感を与える可能性の声質だったとしても安心してください。
訓練をすれば息遣いや滑舌、発声練習などで驚くほど改善するものなのです。

連載していく上でその話にも触れていくので楽しみにしてくださいね。

抑揚

会話をする上での醍醐味と言える部分です。抑揚が無い人と会話をするのはあまり楽しいとは言えないでしょう。逆に、余りにもオーバーリアクションな話し方をする人とも疲れるのであまり話したくはありません。
重要なのは、「伝えたいワードをどうやって目立たせるか」です。
例えば、
「我が社の○○という商品は他のもの比べてコストパフォーマンスに優れているんです。」
という話があったとしましょう。
目立たせたいのは【コストパフォーマンスに優れる】点ですので、
「我が社の○○という商品は、他のもの比べてコストパフォーマンスに優れているんです!
というような、某通販の社長とまでは言いませんが、意識してみるといいでしょう。

話すペース

ただ口早にまくし立てるのは興奮した印象を与え、自分の意見を聞いてくれないのではないかと思われます。
逆に、ゆっくりたらたらと喋る、というのもあまり好まれません。

ですので、相手の会話のペースに合わせて話すことを意識して、その一部で敢えて早口で話したり、重要な言葉を印象つけたいのであれば、一拍置く、というのもテクニックのひとつです。

また、隙間を「えー」とか「あー」などで埋めるよりも、敢えて沈黙した方が相手の考える猶予が生まれるので、商談も話がまとまりやすい傾向があります。

ピッチ

感情の高ぶりはピッチとテンポでコントロールすることができます。
「○○の資料、作成してください。」「○○の資料作成してください。」
前者の方が期間に猶予がある気がしませんか?
このように相手に伝えたいことは話し方によって危機感や安心感を与えることができますので、是非このテクニックを使ってみてください。

声量

声の大きさによって興奮した印象を与えたり、静かにゆっくり話すことで注意を引き付けた出来ます。
声量を上手くコントロールすることで、会議などのイニシアチブを取ったり、話を印象的にし、自分の意見をうまく通すことも可能です。

ただし、全然関係ないところで大声を出しても迷惑や悪い印象を与えやすいので、やり過ぎには気を付けたいテクニックのひとつです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
普段なんの意識もせず使っている声ですが、深く掘り下げてみると思った以上に相手に与えている影響は大きいと思います。

次回のコラムでは、実際にどうすれば良い声で会話することができるのかを紹介していきたいと思います。

以上、樫原でした。

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